真理さんインタビュー(1)教員を目指した大学時代

真理さんへの初めてのインタビュー

友人の紹介で会った安田真理さん。何度か挨拶を交わし、講座などでご一緒したこともあったけれど、まだ政策チラシ以上のことを知ることができずにいました。でも、目ヂカラの強さの秘密や単身で兵庫にきて政治活動を始めた彼女の心底の思いを知りたくて。急な思いつきで、この単独インタビューを行いました。(2021年1月23日・オンラインにて)

 

インタビューと言っても、私はまったくの素人なので、みなさんが安田真理さんについて知りたいことに触れられたかどうかはわかりません。でも、彼女のにじみ出る強さの秘密に少し近づけた気がします。

 

 数回にわけて紹介しますので、ぜひ読んでください。そして、SNSでシェアしてもらえたら嬉しいです。(GREEN)

 

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安田真理

経歴:1978年生まれ。局アナ・フリーアナウンサーを経て、2019年7月に行われた第25回参議院選挙に兵庫県選挙区から立候補。元国会議員秘書、大学講師。

 

 

教員を目指した大学時代。

 

GREEN:

今日はありがとうございます。ずっとお話を聞きたいと思っていました。何度かお会いしたのですが、今まで政治家になる志を聞いたことがなかったので、ぜひ聞いてみたいと思いました。ホームページを拝見しました。そこには大学時代には教員になりたかったと書いてありましたが…。

 

真理:

家族が教育一家だったこともあって、だからこそ教員にはならないぞと思っていたんです。子どもの頃、学校が窮屈でした。みんな、同じことをさせられる。自分を自由に表現できないところという思いがありました。

 

GREEN:

それがどうして教員に?

 

真理:

私と同じような思いの子ども達がらくに過ごせるようになったらいいな、と思ったのです。

とはいえ、一方で、大学卒業してすぐ学校の先生になるというのは子どもが子どもを教えるような自信のなさがありました。

 

GREEN:

教員一家とのことですが、ご両親が先生だったのですか?

 

真理:

父は元高校教師で、学習塾をしています。母も若い頃は高校国語教諭でした。

 

GREEN:

小さいときのお父さんはどんな方でしたか?

 

 真理:

 

父は独創的な考えでした。ルソーのエミール(教育哲学)子どもを段階的に自然の中で教育すると書かれているのですが、ルソーのエミールに従って、子ども達(3人兄弟)を育てるという方針でした。なんでも体験、子ども達を遊ばせるのも大切だと思っていた人でした。

学習塾とはいっても、勉強させるというより遊ばせていました。

 

GREEN:

お父さんに学校の先生になって欲しいと言われたことは?

 

真理:

大学生の時に言われました。日本社会で女性が社会にでて男性と対等にできるのは学校くらいじゃないか、という考えの元で。でも、それだけではなく、女性として危険な目にあわせたくないという考えもあったと思います。留学もダメだと言われました。

 

GREEN:

お父さんの子どもへの理想はどんなものだったのでしょうね。

 

真理:

なぜ人は生きるのか、というような大局観を教えてもらったわけではなくて、聞いたことはありません。父の教育は楽しかったけど、それは私の自発的なものではなかったから、中学の時になんでこれをしてるんだろう、と思ったことがありました。

 

GREEN:

お母さんはどうでしたか?お父さんに賛同?

 

真理:

母はしつけに厳しかったです。はしの持ち方、あいさつ、一般的なしつけをきっちり教えてくれました。口うるさい感じでした(笑)

 

次回は、小学校時代のお話です。